化女沼レジャーランド(宮城県大崎市)

全景-観覧車-化女沼レジャーランド

国内廃墟の中でもトップクラスで有名な遊園地廃墟

廃墟のことをあまり知らない人でも聞いたことがあるのではないかというくらい有名な遊園地廃墟と言えば、この化女沼レジャーランド。
その歴史は1979年開園を皮切りに、最盛期で数十万人の人手で賑わうものだったが、バブル崩壊とともに来場者数が減り2000年頃に閉園。その後、2003年に温泉の掘削に成功するなどしたが、結局、そのまま廃墟として残っているそうだ。

当初は「化女沼保養ランド」として開園されたこの施設。化女沼を中心とする公園の中にあって、車であれば長者原サービスエリアのスマートインターチェンジを利用して、5分もかからずに現地につく。付近は森に覆われており、目立った施設は他に何もない。人も化女沼の周りには釣り人が何人かいるくらいで、道路脇には彼らが乗ってきた車が、そこら中に路駐してある。

画像の風景は県道側からではなく、県道からの入り口ゲートを少し過ぎたところを、公園側に入る道から撮影した。当時は霧が出ていたので、とても幻想的な風景だ。足を踏み入れると、遠目に見ていた観覧車の迫力に驚かされる。すっかり錆びついているが、色とりどりに塗られたかごを見ていると、当時は夢の溢れる遊園地だったことがわかる。
打ち捨てられた汽車の乗り物や受付小屋を横目に歩くと、メリーゴーラウンドが現れた。こちらも風雨ですっかり色あせているが、ユニコーンや馬車の椅子などを見ていると、子供を乗せていつまでも回っていたに違いない。当時の子供達も今ではすっかり人の親になっているであろう。
それが時を止めて、動くことのない明日を待っている。かつて華やかな場所だった廃墟は、時間が冷淡であり、それ以外何者でもないということを感じさせてくれる場所だ。

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中の人は廃墟7割、離島1割、珍スポ1割、モデル撮影1割で構成されていると思われるフォトグラファー。廃墟好きをこじらせていろんなアイテムを作って遊んでます。
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中の人は廃墟7割、離島1割、珍スポ1割、モデル撮影1割で構成されていると思われるフォトグラファー。廃墟好きをこじらせていろんなアイテムを作って遊んでます。